
サムシングフォーとは?【結婚式】花嫁へのプレゼントその意味に関して!結婚式に出席した経験がある方は何となく聞いた記憶があるかも知れませんがその意味に関して詳しくご存知でしょうか?
友人や身内の結婚式でも喜ばれる[highlight]花嫁へのプレゼント[/highlight]は「サムシングフォー」にちなんだものを選ぶとその喜びも一段と大きくなるはずです。
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サムシングフォーとは?
欧米ヨーロッパには結婚式で花嫁の幸せを願う時に四つの何か?(サムシング)を身につけると生涯幸せな結婚生活を送ることが出来ると言う「おまじない」があります。
そもそもサムシングフォーの由来はビクトリア王朝時代の英国で流行したと言われるマザーグースの歌にあります。
その四つのサムシング(何か)?とは
- 新しいもの(サムシングニュー)
- 古いもの(サムシングオールド)
- 借りたもの(サムシングボロー)
- 青いもの(サムシングブルー)
サムシングニュー「何か新しいもの」
これからはじまる新生活に向けて何か新しいものを用意し結婚式当日に使用します。マザーグースの歌で言うと新婦の父親が用意できる新しいものを指しているようです。
しかし現代では必ず父親が用意するものでなければいけないと言う訳でもありません。
サムシングニューとして贈るプレゼントとして人気があるのはベールやグローブ等がありますが身に着けるものではなくても良しとされています。
リングピロー等も贈るものとして人気があるのではないでしょうか?
サムシングオールド「何か古いもの」
先祖から受け継がれたものを譲り受けるという意味で母親や祖母からジュエリーを渡されるケースが多いようです。映画等でもよく取り入れられる感動のシーンはイメージ出来る方も多いのでは?
身内以外の方がサムシングオールドにちなんで渡せるものはあまりないかも知れませんね。。
ただ小さい頃から身内のように接してくれた方に伝統の楽器を教えてもらいその方が持つ大切な楽器を渡されたと言うケースではサムシングオールドにちなんだものと言えるかも知れません。
サムシングボロー「何か借りたもの」
既に結婚し幸せな家庭を築いている人からその幸せにあやかれるようにと結婚式当日に借りたものをいいます。
親戚や兄弟夫婦などから借りるケースが多くありますが、人前式等で友人夫婦に立会人代表をして頂いた場合等はその友人に何かお願いして借りると言うケースもあるようです。
サムシングブルー「何か青いもの」
実はビクトリア王朝時代の頃、白いドレスは大変貴重なものでもあり一般の人が手に出来るものではなく技術的にも繊維を白にするのは難しかった背景があり女王の結婚以前の純潔の色は「青」で忠実や信頼の象徴とされていました。
そこで当時は初夜に純潔の青をインナーとして身につけることが定番になり、下着の色やガーターが「青」になったそうです。海外で見かけるガータートスのガーターは白もありますが青も多いのは昔のなごりが残っているからなのかも知れません。
【ガータートスに関して】
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サムシングフォーの由来はビクトリア王朝時代の英国で流行したと言われるマザーグースの歌にあるります。貴族の社会では権力の象徴となる結婚式で競うように式を盛大に行いました。
マザーグースの歌そのものは結婚する本人(新婦)を主体にしたものではなく送り出す側(親)のことを表したものだそうです。
欧米ヨーロッパに限らず古き時代の結婚は家同士の結びつきを重んじていた傾向があり本人の意思とは関係なく結婚することを決められていたことを考えると、、
送り出す我が子に悪いことが起きないようにと願い、そして幸せになるように思いを込めたことが背景にあるのではないでしょうか?
サムシングフォーが四つの「お・ま・じ・い」と言われるのもそう考えれば納得できるように思いませんか?